皆さん、こんにちは!
僕は社会人5年目、8年目の時に転職しました。
実際に転職しようかなと考えたとき、すでに結婚していたり、これから結婚しようと考えている方に付きまとう問題がパートナーからの転職反対、いわゆる嫁ブロックです。
僕も実際に転職するときは妻の理解を得るのにかなり苦労しました。
今回はそんな僕の経験から嫁ブロックを突破する方法についての記事を作成しました!
嫁ブロック突破法は以下になります!
- 転職する可能性を今すぐ伝える
- 話を聞いてもらうよう努力する
- 奥さんの条件を聞き出す
- 納得できる理由を用意する
- お互いの妥協点を探る
当たり前なことに感じますが、実際にできている方は意外に少ないのではないでしょうか。
実は嫁ブロックの突破法としてこれだけしておけば大丈夫!なんて必殺技はなくて、結局一番大事なことは普段から頻繁にコミュニケーションをとって信頼関係を築き上げることです。
この記事が転職を考えている方の参考になれば幸いです!
なぜ夫の転職に否定的なのか
そもそもなぜ奥様方は転職を否定するのでしょうか。
少し古いデータになりますが2016年にエン・ジャパンさんが嫁ブロックについて調査した結果をまとめ発表されています。
・4人に1人が、嫁ブロックを受けたことがあると回答。嫁ブロックの理由は、年収が下がるから。
・嫁ブロックを理由に内定辞退したことがある方は44%。そのうち約6割の方が「辞退してよかったと思う」と回答
・嫁ブロックをされないために心がけていることは「普段から頻繁にコミュニケーションをとる」
引用元:https://www.atpress.ne.jp/releases/100616/att_100616_1.pdf
女性にかかわらず、人間は変化を恐れる生き物です。
女性の場合、男性よりもし安定志向である傾向が強く、現状で大きく困っていないのであれば現状維持を選択する傾向があります。
今がよっぽど悪い状態じゃない限り、今より悪い状況になるかもしれないというリスクを取りたくありません。
お子さんがいるような場合、子供を守るためにさらに安定志向になります。年収が下がるような転職はなかなか認めてもらえないかもしれません。
僕の妻も最初に転職するといったときひどく嫌がりました。
当時、妻の父親も僕と同じ会社に勤めていて、現在もお義父さんはその会社に勤めてらっしゃいます。
さらに有名企業からの転職を考えている方はブロックが厳しくなるものです。
有名な企業から名前も知らない企業(大半は聞いたことないと思いますが)になれば待遇も心配になりますし、世間体を気にされているような場合もあると思います。
僕も世間では知られていませんが地元ではそこそこ知られた会社に勤めていたためブロックを崩すのには苦労しました。
今より良い環境にならない限り、素直に転職を認めてくれる奥様のほうが少数派かもしれません。
面白いのが、約6割の人が内定を辞退してよかったと答えている点です。
実際に転職して転職前の職場に戻りたいと思う人も少なからずいますから、嫁ブロックは後悔するような転職の阻止に役立っている場合もあると思います。
嫁ブロックの突破法
なぜ奥さんが転職に否定的か理解できた方に、嫁ブロックの突破方法を説明します!
具体的な方法は以下になります。
- 転職する可能性を今すぐ伝える
- 話を聞いてもらうよう努力する
- 奥さんの条件を聞き出す
- 納得できる理由を用意する
- お互いの妥協点を探る
転職する可能性を今すぐ伝える
転職する可能性があるならそのことを早いうちに奥様に言いましょう!
急に言うと奥様も驚きます。
いきなりストレートではなくジャブから徐々に始めるのです。
「転職したいって言ったらどうする?」
「転職で東京に行くってなったらどう?」
「今の会社、将来ヤバイから転職先探さないと」
日常的に転職をちらつかせましょう!
軽すぎてもそのうち本気で受け取ってもらえなくなります。
OKがすぐにもらえなくても転職エージェントの登録や業界・企業研究などは始めちゃいましょう。
それと同時進行で奥様の転職のハードルを下げていきましょう。
話を聞いてもらうよう努力する
いくら転職の話をしても取り合ってもらえないこともあるでしょう。
そんな時はご機嫌取りです!
僕は家事の手伝いをしたり、嫁が欲しいというバッグを買ったりして話を聞いてもらうためのご機嫌取りをしました。
ポイントは相手のことを大事にしているという気持ちを伝えるために行動することです!
転職を許してほしいからご機嫌取りをしているとはばれないように気を付けましょう!
納得できる理由を用意する
転職して給料が上がったり、待遇が良くなるような場合であれば奥様に反対されることも少ないです。
転職するなら自分も奥様も納得できる転職理由を用意しましょう。
前向きな理由でも後ろ向きな理由でも構いません。
でもしっかりとお互いに納得し、腹落ちするような理由が必要です。
奥さんに言うことで自分の頭の整理にもなります。
転職活動って気づかない内に自分の軸がぶれてしまっているようなこともあります。
転職が目的になっていたなんてこともあります。
そんな時に奥さんに「前と言ってたことが違うんじゃない?」なんて指摘されるとはっとなります(僕です)
また女性は男性とは違った視点を持っているので鋭い指摘をされるようなこともあります。
「今の会社でもできることなんじゃないの?」
「それって転職しても解決できるかわからないことじゃない?」
なんて指摘されてる人もいました。。。
奥さんの条件を聞き出す
奥さんのこの条件なら転職してもいいという条件を聞き出しましょう!
例えばこんな意見があるかと思います。
- 今住んでいるところから引っ越ししない
- 生活水準が変わらない
- 転勤がない
- 早く帰ってこれる
これで奥さんが何に不満や不安を感じてどんな要望があるのかがわかります。
転職先を探す際の条件にもなると思います。
これを無視して転職するなら奥さんにもブロックされても仕方ありません。
年収が下がるような場合、「将来的には転職先のほうが伸びる」、「労働時間も短くなるから家族の時間や副業に当てられる」といった奥さんの不安をぬぐえる案を用意しておきましょう。
もしくはバッグやアクセサリーをプレゼントして、よっぽど気合を入れて説得しましょう笑
お互いの妥協点を探る
転職をするときに自分だけが幸せになればいいのか、家族と幸せになりたいのか考えましょう。
すると答えは出てきます。
転職活動を始めると目移りしてしまったり、早く転職したくて内定をもらうことが目的になってしまったりします。
転職の軸がぶれたり、視野が狭くなったりしてしまい迷走または暴走するなんてことが多々あります。
実際に自分も奥さんも満足できるような完璧な会社から内定をもらえる確率はかなり低いと思います。
それでも今よりも良い環境の職場は必ずあります。
その職場を選ぶために奥さんとどこを妥協してどこは譲れないかすり合わせをしっかり行いましょう!
僕は勤務地は今住んでいるところから通える範囲に限定しました。もちろん求人は激減しました。
それでも今はそれなりの満足いく会社で働けています。妻もおおむね満足しているようです。
一度転職すれば2度目はハードルが下がる
これは転職あるあるですが、一度転職を経験すると転職のハードルってすごく下がります。
僕はすぐ辞めたくなりますし、日常的に求人を見ています笑
でもこれは奥様も同じです。
ただし、これは1度目の転職で奥様としっかり話し合ってお互いに納得したうえで転職した場合に限ります。
ろくに相談もせず、独りよがりな転職をすれば奥様の警戒心は高まります。
その場合、奥様が警戒しているのは転職ではなくあなた自身かもしれません。
お互いに納得できるまで話し合える関係を築けていれば、奥様もあなたをそれなりに信頼してくれているので、2度目であろうが3度目であろうが、転職するときに支えてくれるはずです。
逆にあなたも奥様が転職するときにサポートに回ることができます。
こんな偉そうなことを書いていますが、僕も普通に嫁とは喧嘩するし、怒られたり泣かれたりするようなこともあります。
自分の考えを否定されることや、説得する時間がもったいないと煩わしく思うような時も。
ただ、それでもお互いに自分の思いや感情を伝えることは大事ですし、できるだけお互いのことをこれからも伝えていきたいと思っています。
ま、それで理解されるかどうかは別問題なんですけどね!笑
まとめ
嫁ブロックの突破方法は以下になります!
- 転職する可能性を今すぐ伝える
- 話を聞いてもらうよう努力する
- 奥さんの条件を聞き出す
- 納得できる理由を用意する
- お互いの妥協点を探る
それでも結局一番大事なのは普段から頻繁にコミュニケーションをとって信頼関係を築き上げることですね!